前回株式投資における板情報とはどういったものなのかということを見ていきました。では今回はもう少し板情報について見ていきます。今回は板情報を見る上での注意点です。

2つの注意点

板情報を見ればこの銘柄は買われるのか？売られるのかという雰囲気をリアルタイムで把握することができます。ですが注意点もあります。板情報を見る上で、2つほど注意しておいた方がいいポイントです。

あくまで目先の動き

板情報から見て取れる値動きというのは、目先の動きです。

例えば取引時間外に表示されている板情報の場合は、取引時間を終わっている時点での情報です。なので夜それをチェックして明日の取引に活用しようとするとまた違う動きになります。

予測するにはそこまで適していないようです。板情報はリアルタイムによるあくまで雰囲気となります。いざ売買する際の参考程度がいいかもしれません。

 

成り行き注文は含まれていない。

もう1つは、表示されている板情報成行注文の数は含まれないということに注意が必要です。

あくまでこの板情報は指値注文で「1,500円になった買う」「1500円になったら売る」という注文数となります。

値段指定をしていしない成り行き注文が陰でひそめているので、例えは板情報で買い注文が多くなっても、大量の売り注文が入った場合株価が暴落する可能性を

秘めています。またその逆もあるかと思いますが。なので板情報をみてすべての注文がそこに含まれていると思わない方がいいでしょう。

 

成り行き注文は、値段を考えないですぐに約定したいときはいいですが、

場合によっては予想していないとんでもない価格で約定することがあるのでこちらも注意が必要です。