東証一部昇格銘柄に投資する?!
株式投資での銘柄選びは人それぞれです。どのように選んでいけば迷いますが、今回は参考程度に「東証一部昇格銘柄」について見てきます。銘柄選びに迷っている方は参考にしてみてください。
昇格銘柄とは?
昇格銘柄とは、市場が1つ上の市場にあがる銘柄のことを言います。例えば、マザーズから東証2部や、東証2部から東証一部などなど。
今回はその昇格でも「東証一部に昇格する企業」に注目をしていきます。
東証一部昇格銘柄は株価が上がりやすい?
東証一部に昇格するには厳しい審査を通らなければいけません。なのでそれを通過したというだけで投資家は「買い」でしょう。
株価にはある程度のパターンがあると言われていますが、その中の1つとしてそのうちの1つが「東証1部に昇格すると株価が上昇する」なのですそもそも東証1部には数多くの投資家がいます。株を大量に購入する投資ファンドもいます。市場の規模が大きいというのもあります。だから影響を受けやすいのです。
東証一部昇格の条件
どんな会社でも一部昇格することはできません。条件をいくつか満たしていないと厳しいです。
調べると例えば…
- 株主数:2,200人以上
- 流通株式:2万単位以上
- 時価総額:東証二部・マザーズは40億円以上、ジャスダックは250億円以上
- 経常利益:直近2年連続で5億円以上の黒字
- 有価証券報告書:直近5年間に虚偽記載なし
などなど。
時価総額250億円以上などハードル高く厳しい条件ともいえるでしょう。
また他にもルールがあり、東証二部・マザーズに上場してから1年が経過すると市場変更が可能になったり、「1年ルール」や、マザースに上場後10年経過で昇格が基本となる「10年ルール」というルールもあることを覚えておきましょう。
野球のFAみたいな感じですね。
どのタイミングで見つけるか
東証一部昇格企業の株価は上昇するということは個人投資家として売買をしている人であれば知っている情報でしょう。だから一部昇格したタイミングで購入いてもおそいでしょう。
なるべく早く見つけて購入しておくということが必要です。どうやった見つけるかは個人個人色々あるかと思いますが、「1年」「10年」ルールを適用してみたり、条件満たしている企業をピックアップしてみたりと色々方法を探してみるといいと思います。