配当金や株主優待の受け取り方とは?
株式投資として楽しみの1つである、企業からの配当金や株主優待。実際にそれを目的として
株式投資を始める方も多いいようです。では企業からの配当金や株主優待の受け取り方はどのような形になるのでしょうか?一般的な配当金・株主優待の受け取り方を見ていきましょう。
まず権利確定日に保有しておく
配当金や株主優待を貰うには「権利」が必要です。その権利とは企業が決めた権利確定日というのがあり、その時に「株主」だった場合に権利を獲得することができます。※だいたいが通会社の決算の日、つまり1年の締めの日や中間決算の日などが多いいようです。
この日を権利獲得できる日を「権利確定日」と呼びます。
1日だけその企業の株主でも権利確定日であれば配当金や株主優待はもらえるのです。企業の株をずっと保有しなくてもいいのです。
注意点として権利確定日に購入し始めると権利確定日に保有していることにならない可能性があります。
株は通常、取引をした日、つまり株を買った日を含めて3営業日後の受け渡しとなるので、配当金や株主優待のみを受け取りたい場合は権利確定の3営業日前までに購入をしておくといいでしょう。
配当金をもらうのに手続きは必要なし
配当金をもらう権利を得たらどうするのかというと、特に必要な手続きはありません。
基本的に証券会社に届け出た住所に郵便振替支払通知書が送られるバターンか、あらかじめ指定をした講座に振り込んでくれるパターンがあります。
細かく分けると「株式数比例配分方式」「登録配当金受領口座方式」と呼んでいる方式があり、
「株式数比例配分方式」
複数の証券会社に口座がある場合、各証券会社の株式保有残高に応じた配当金を、各証券口座にて受領する方式・
「登録配当金受領口座方式」
複数の証券会社に口座がある場合でも、お客さまが保有するすべての株式など(保管振替機構の残高に応じた)の配当金を、指定した一つの金融機関でまとめて受領できる方式
があります。これは人それぞれ好みといってもいいでしょう。
改めてですが、配当金や株主優待を受け取る為に必要なのは、「権利確定日」にしっかり企業の株主であるということが一番重要です。