株の利益確定と損切りについて-ロストカット編

    

株式投資で重要と言われているのは「売り時」と言われています。購入することは簡単ですが、買った株の売り時は難しいです。心理的にも持っているものを売却するという行為自体難しく感じます。それと同じと言えるでしょう。株の場合は株価が上がっていれば、まだ上昇するだろうと考えますし、下落している場合は、そろそろ反発するかもと思いがちです。今回はそんな株の利益確定と損切りについて見ていきます。

 

ロスカットの重要性

まず大前提としてロストカットは重要です。それは損を最小限にする為です。いくら利益がでていてもトータルで損をしていては意味がありません。またロストカットができないとズルズルと株価が下がる株を保有することになります。結果的に、売るに売れない状態になり塩漬け状態となります。

塩漬け=資金を眠らすということになります。一番怖いパターン化もしれません。そうなうと利益などでません。株式投資で儲けを出すためにはロストカットはとても重要なのです。その為には取引ごとに一喜一憂ではなく、トータルで考えていく必要があります。

プロの勝率でも100%はありません。勝ち続けている個人投資家は、5回負けても1回の取引で勝ち、トータルで儲けていればOKという考え方でしょう。下落している状況でいかに素早く見極めて、少ない損で売り切れるかを意識しているといっても過言ではないでしょう。

 

ロストカット金額の目安

個人投資家にはそれぞれ投資ルールがあります。損切りにも目安数値を設定している投資家がほどんどでしょう。例えば株価が○円に下がったら売却しよう、または〇%下落したら売却しようなどです。具体的に数値にしたほうが損切りしやすくなると思います。

では目安はどのくらいにすればいいのでしょうか?これについては投資家それぞれ色々あります。色々書籍で書いてるのは投資資金の2%以内の損切りが望ましく、最悪でも5%以内とあります。ですが、自分の投資ルールがあるのであればそちらを設定するべきでしょう。投資初心者の人であればその2%で設定してみてもいいでしょう。

 

プロでも未来を正確に予測はできないです。過去のデータの統計をとって確率で予測することしかできないです。