40代でリスクとリターンを考える
投資・資産運用に「リスク」は考えていかなければいけません。もちろん「リターン」も同じように考えていかなければいけません。投資の大原則である「リスク」と「リターン」について考えていきます。リスクとリターンは表裏一体でもあります。40代で改めてリスクとリターンを見ていきましょう。
リスクとリターン
投資において「リスク=危険」と考えてもいいでしょう。ですがリスクとリターンは表裏一体の関係にある以上、ある程度のリスクを冒さなければ、リターン(利益)を得られないということでもあります。
投資・資産運用商品は様々なリスクがあります。その運用商品が持つリスクはそれぞれ特徴があります。それぞれの投資・運用商品のリスクの特性を理解しておくことで自分なりの投資方法が変わってくるでしょう。
簡単に考えればれぞれの投資商品のリスクは以下のようになっています。
預金(銀行)=信用リスク
株式=価格変動リスク(大)信用リスク(発行元)+流動性リスク
債券=価格変動リスク(小)+信用リスク(発行元)+流動性リスク
外貨建債券=価格変動リスク(小)+信用リスク(発行元)+流動性リスク+為替リスク
外国株式=価格変動リスク(大)+信用リスク(発行元)+流動性リスク+為替リスク
不動産=価格変動リスク(大)+流動性リスク(大)
各投資商品には上記のようなそれぞれリスクがあります。リスクが一番低いのが「預金」となっています。その分リターンは少ないのは大体の人がわかるでしょう。
リスクが大きい商品ほど、投資の期待収益率は比例して上昇します。自分自身ではどのように投資をしていくか考える際に、リスクとリターンも考慮して投資をしていくといいでしょう。