40代からの株式投資-板情報とは?
インターネットの証券会社では「板情報」というものがあります。どれのことを言っているのかわからない方もいるかもしれませんが、きっと投資初心者の方でも一回は見たことがあるでしょう。今回は板情報を見ていきます。
板情報とは?
板情報とは、現在どの価格帯にどれくらいの注文が入っているかという情報がわかるものです。注文数などがリアルタイムにわかるというものです。投資判断材料の一つとして使用されています。
この板情報は、企業銘柄ごとに確認することが可能です。リアルタイムなので瞬時に数値が変わっていきます。
板情報は基本的には左側が「売りの数量」・右側「買いの数量」となっています。中央の数字はその銘柄の「株価」を示しています。
それぞれ右側・左側の板に数値が記載されているので、どの程度の買い数量や売り数量が、どの価格に出されているかがすぐに一目で把握できます。
板情報で何が見えるのか?
基本的には、板情報には買い数と売り数、それぞれ10の株価が表示されています。
板情報から読み取れるのは、買いに対して売りの数量はどうなのか。またその逆も見れます。売りの圧力が強そうであれば、その銘柄はこの先株価が下落する可能性があります。
なので板情報を投資家が購入しようとしている気配が数値として出るわけですから、買い手が多ければ、目先の株価は上がる可能性があります。売り手が多いのであれば株価は下がる可能性がある。ということが板情報では予測できるのです。
それでかで投資をするかしないかを判断するのは安易すぎますが、今後の展開の雰囲気が参考程度にわかるかもしれません。投資初心者の方はまずは板情報から見てもいいかもしれません。