100の法則と115の法則とは?
前回72の法則というものを見ていきましたまだまだ投資・資産運用ではいろいろな法則があるようです。今回は「100の法則と115の法則」という法則について見ていきます。
100の法則と115の法則
72の法則が理解できたら、「100の法則」と「115の法則」は合わせて覚えていくといいようです。
100の法則とは?
「100の法則」とは、「単利で運用した場合に資産が2倍になるまでに必要な年数」のようです。ちょっとごちゃごちゃになりそうですが。
72の法則では投資で得た利益を再投資した場合の資産が2倍になる計算でしたが、今回は配当金などを再投資せずに運用を継続すると、何年ぐらいで資産を2倍になるかということです。
ちなみに計算方法は以下です。
- 100の法則の計算方法
100 ÷ 運用利回り(複利) = 資産が2倍になるまでに必要な年数(単利)
となります。例えば、利回り5%の投資信託の場合、単利だと「100 ÷ 5% = 20年」となります。先程の72の法則と比べるやはり「複利の力」偉大さがわかります。
72の法則と100の法則は「複利」と「単利」と覚えると楽でしょう。投資・資産運用において比較する際にとても便利だと思います。
115の法則とは?
では115の法則とはどのようなものなのでしょうか?
「115の法則」は「複利計算をした時に資産が3倍になるまでの年数」が計算できるようです。今回は2年ではなく3年のようです。
ちなみに計算方法は以下です。
- 115の法則の計算方法
115 ÷ 運用利回り(複利) = 資産が3倍になるまでに必要な年数
こちらも72法則と同じように配当金などもすべて再投資に回すということが前提です。投資・資産運用では、基本的に複利の考えを用いますので頭に入れておくといいでしょう。
最近人気の投資信託を選ぶ際は、分配金のを再投資するものなのか、半年に分配するのか、また毎月もらえるのかをというところを意識して見てみるといいでしょう。
そして72法則・100法則・115法則で計算してみるといいでしょう。今後の自分自身の資産運用シュミレーションイメージに活用できると思います。