株式投資で利益がでた場合に税金を支払う必要があります。企業で働いている方は、会社が税金を自動的に引いてくれて支払いをしています。となると個人で投資をしている個人投資家の場合は基本的に自分で税金を支払わなければいけません。今回は株式投資における税金についてみていきます。

 

株式投資の税金について

利益が出た場合は税金を払わないといけませんが、

• サラリーマンなど給与所得のある方は【20万以上】
• 専業主婦の方や学生などの扶養者は【38万以上】

だった場合、確定申告をしなければいけません。まずここを覚えておきましょう。

証券口座には「一般口座」「特定口座（源泉徴収なし）」「特定口座（源泉徴収あり）」3つの種類があります。どの種類かによって確定申告の仕方が変わります。

一般口座と特定口座（源泉徴収なし）を選択している証券口座であれば、確定申告は上記に金額の利益が出た場合、しなければいけません。

確定申告する場合は【年間取引報告書】というものが必要になります。年間取引報告書とは証券会社での取引の履歴を報告するものです。これが意外と大変なようです…。

大きな違いとしては
● 特定口座：年間取引報告書を証券会社が作ってくれる
● 一般口座：年間取引報告書を自分で作成するか

という違いがあります。特に理由がなければ特定口座の方がいいでしょう。

特定口座 （源泉徴収あり） を選択した場合は、簡証券会社が年間取引報告書を準備してくれる。確定申告しなくてもいいとなってます。一番便利ですね。

 

どのくらいの税金を払うのか？

株式投資の場合は、利益に対して【20.315％】の税金がかかります。

内訳は所得税が15.315％、住民税が5％となっています。

とある企業の株で50,000円分の売却益を得た場合、この50,000円に税金がかかります。
50,000円×20.315% = 10,157円が税金となります。

1つの企業の株でわかりやすく計算できればいいですが、株式投資で売買を繰り返す投資家も多いいでしょう。そうなるとすべてを計算しなければいけないのでとても大変です。

それもすべて特定口座であれば計算しなくていいので便利です。なるべく自分には労力かけないで税金はおさめられたら便利ですね…。