証券会社の格付けとは?
各証券会社様には「格付け」ということをしています。個人投資家でもその証券会社の格付けをチェックして投資判断をしている方もいます。では今回は証券会社における格付けをみていきます。
格付けとは?
格付けとは、証券会社だけの特定のものではなく、社債等にも用いられます。社債の場合、元利金支払いの確実性等を専門的な第三者(格付会社)が評価して、その度合いを簡単な記号で表したもの。となっています。
具体的には、その事業内容、財務内容・組織についてなど色々角度から総合的に判断して算出します。信用度の高いものから順にAAA(トリプルA)、B(シングルB)等の記号で示されいます。
証券会社の場合
証券会社が格付けとして評価する場合、は証券会社のアナリストという方が個別に調査・分析を行った上で、格付けを行っています。格付けの評価方法は、各証券会社によってバラバラです。
例えば、SMBC日興証券さん・大和証券さんであると「1・2・3」と数値で評価を示しています。三菱UFJモルガンスタンレー証券さんの場合、「Overweight」 (オーバーウェイト)、「neutral」(ニュートラル)、「Underweight」 (アンダーウェイト)の3段階式で格付けを行っています。野村証券さんも3段階式で「Buy」(バイ)、「Neutral」(ニュートラル)、「Reduce」(リデユース)と分けて評価しています。
各個人投資家は各証券会社さんの評価をみて投資判断をしていたりします。
例えば、SMBC日興証券さんが投資判断を「2」から「1」に引き上げた場合、株価は上昇します。ただ格付けを引き上げた要因としては証券会社に利害関係があるとかないとか…。
証券会社さんのアナリストはレポートをだいたい四半期ごとに作成して発表をしています。どこよりも証券会社の格付け発表を見れるサイトもあるようなのでそういったところから企業の・格付け業績をチェックして自身の投資判断にしてみてもいいと思います。