ESG投資とは?

    

ESG投資とは?

テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析など、投資の意思決定において用いる投資家が多いですが、財務情報だけを重視するだけでなく、昨今あらたに「ESG投資」というものが広がるを見せています。これは日本が発信ではなく、世界各国で広がりを見せています。今回はそんな「ESG投資」についてみていきます。

 

ESGとは

ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の3つからなる頭文字を取った略です。

ESGが示す3つの観点が必要だという考え方が世界的に広まってきています。一言でいえば、

「環境や人権などの問題に、どれだけ取り組んでいるかを考慮する投資」

です。ESG環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)が示す3つの観点が必要だという考え方が世界的に広がっているのです。国連が2006年に機関投資家に責任のある投資を呼びかけたことが始めり今では世界の投資の4分の1がESG投資とも言われています。環境破壊や、労働者を酷使する人権問題などを防ごうという目的もあります。

 

2010年頃からE機関投資家の理解が変わり、普及し始めたようです。日本政府もESG投資を後押ししています。2014年2月に金融庁が発表した「日本版スチュワードシップ・コード」では概念を推進する内容が記載されてあったことからどの企業も取り組みにESGを意識するようになっています。

今までの投資判断は売上高や企業規模が中心でしたが、それだけではなく、社会に対して良い影響を与えているのか、負の影響はあるのかといったような目線が新たに加わって投資をしていくべきという事がわかります。

特に最近は国内では「働き方改革」という動きもあるので、企業にブラックという評判・イメージがあると投資家としては投資をしにくくなります。

個人投資家でもESG視点で企業に投資をしていくといいかと思います。