日経平均株価とは?
株式市場にはさまざまな指標があります。この指標があることにより市場全体の流れなどがわかってきます。個人投資家の人も意識している指標はたくさんあると思いますが、本日は代表的な「日経平均株価」について見ていきます。
日経平均株価とは?
日経平均株価とは東京証券取引1部に上場する銘柄の中から225銘柄を代表して選出しその企業を元に株価を算出している指数のことです。どういった企業がこの日経平均株価に影響を与えているかというと、
「ソフトバンク」、「トヨタ自動車」「NTT」、「ファナック」など日本を代表する企業で構成されています。他にもIT業界の「楽天」「DeNA」なども選出されています。この企業選定基準はわかりませんが、日本経済新聞社が独自に銘柄を選んで決定しています。
今までの日経平均株価について
日経平均株価の最高値は1989年12月の3万8915円となっていますいわばバブルの時代ですね。当時の東証1部時価総額は約600兆円程度です。
逆に最安値は2011年3月の東日本大震災に終値8227円となっています。この時期が一番安かったと言われています。現在(2017年12月)の日経平均株価は2万9000円と大きく伸ばしていて、
3万円も時間の問題と言われています。
構成について
ちなみにこの日経平均株価算定にあたり、選出された企業によって株価の構成率というのが違います。
ユニクロを展開するファーストリテイリングや、ソフトバンクの構成率が高いようで約9%ともいわれています。この構成率が高いと1つの銘柄が日経平均株価へのに対する影響が大きくなります。全体的に株価が上昇しても、ユニクロ・ソフトバンクの株価が落ちていると全体の日経平均も上昇することなく下落する可能性すらあります。この点は理解をしておく必要があると思います。
平日は毎日ニュースでも日経平均株価を読み上げています。それを毎日意識するだけでも相場観がつくかなと思います。日経平均3万にいくのも楽しみですね。