自己資本比率をチェックする

    

 

株式投資において銘柄選びは大変ですし、いろいろな方法があります。その中で自己資本比率をチェックするという方法があります。では今回は自己資本比率について見ていきます。

自己資本比率とは?

企業はいろいろな形で資産を持っています。例えば現金・在庫・土地などです。資産を得る為には購入しなければいけません。購入する為には資金が必要です。

そこで上場している企業は借金をするか、株主から出資して頂きます。自己資本比率とは、会社が持っている資産のうち、何%を株主の出資で購入したか? という割合を示しているものです。

自己資本比率は一般的に高いほどいいと言われています。業種業態で数字は多少違いますが、一般的には60%以上が良いという基準があるようです。

建設業は他の業種に比べると自己資本費比率は低い傾向にあるようです。それは初期の段階で多額のお金を使うからと言われています。他にも金融業も別の理由で低い傾向があるようです。金融業は常に運用をしているのでお金を手元に置いていないのです。またベンチャー企業も自己資本費比率は低いです。

当たり前ですが、ベンチャー企業はスタートアップがほどんどで会社としての歴は浅いです。

過去の資産が積みあがってはいないのであまり自己資本費比率を見ても意味がないでしょう。いくつか挙げた業界ではなく、自己資本比率が低い企業は業績が危ないケースがあるようです。

赤字幅を拡大させてるなかで自己資本比率が低下している場合はその企業の株購入は控えたほうがいいでしょう。

まとめると

  • 自己資本比率は高ければ高いほど良くて一般的な基準は60%以上。
  • 例外もあり建築業・金融業・ベンチャー企業は自己資本比率が他業種と比べて低い
  • それ以外の業界で業績悪化からの自己資本比率の低下は注意すべき

になります。銘柄選びをする際には参考にしてみてください。