40代から資産運用を始める前の心構え
40代から資産運用を始めようとしている人は多いと思います。資産運用は昔は退職金をもらってそのお金で資産を運用する人が多かったです。
最近は若い世代でも資産運用を始める人が多くなっています。早くから資産運用を始めることにより「複利効果」というものが働き、より資産運用効果が高まります。ではまずは資産運用を始める前の心構えを見ていきましょう。
多少失敗しても続ける
投資をして最初から成功することはあまりありません。ちょっとの失敗で投資、資産運用を辞めてしまう人が投資・資産運用初心者には多いいようです。それぞれの相場には波があります。
上昇する時もあれば、下落する時もあります。
自分の資産が下落したからといってすぐにそこでやめてしまうのではなく、続けることが資産運用においては重要です。
リーマンショック当初は特に相場は低迷をしていましたが、アベノミクスで日経平均も20年ぶりの高値を付けています。リーマンショック時で資産運用をやめていた人は今のアベノミクスの恩恵を受けてないでしょう。
リーマンショック前に投資をしていた人も利益がでる水準にまで株価は上昇しています。また失敗も自分自身の経験となるので次のステップになると思います。
個別の投資ではなく、資産全体で考える
リスクの考え方ですが、投資のリスクというのは個々の投資ではなく、投資資金全体で考えるほうがいいと言われています。いわゆる分散投資をすることで資産全体の損失をカバーできます。
例えば100万円の余裕資金があるのであれば、全額を株式投資に回すのではなく、1/5の20万円ほどでバラバラに投資をすると、一つの投資先がダメになっても全体のリスクは軽減できます。
個々のリスク評価は大切ではありますが、資産全体のリスクという考え方から投資をすることで自分自身の資産を守ることが可能です。