単利と複利について
資産運用において重要な指標に「利回り」というものがあります。さらに細かく考えると「単利」「複利」という2つがあります。実際にどのような違いがあるのでしょうか?単利と複利について見ていきたいと思います。
「複利」と「単利」の理解
複利と単利の違いとは簡単にいうと、今年運用して得た利益を翌年に再投資するかしないかという難が得方です。例えば今年100万円を資産運用していて、5%の利回りで5万円利益確保したとすると、
来年、また100万で運用するのか、105万で運用するのかということです。同じ5%の利回りであれば、105万の方が100万よりも多く利益を確保できます。
この考え方が「複利」と「単利」の違いとも言えるでしょう。例えば、最初100万円資産運用をして毎年5%のリターンの場合で10・20年後を単利と複利で比較してみると
10年後:単利:150万円 複利:162万円 差額:12万円
20年後:単利:200万円 複利:265万円 差額:65万円
となります。どんどん差が開いていくのがわかります。これを「複利の効果」とも呼んでいます。複利効果は「金額」「時間」「利回り」の3つがとても重要な要素となっております。
40代から資産運用を始めて複利の効果を利用しても60歳まで20年もあります。なのでなるべく早く資産運用を行い、時間を身に着ける方がいいでしょう。複利の力はアインシュタインもこの効果にはすごさを感じているようです。
と今回は複利と単利について見ていきました。